イベントで委託販売をするために手軽に売上を集計出来るレジが必要になりました。iPadを使ったレジアプリがネットにたくさんあるので試してみましたが、思うように集計できません。その上売上データをアプリ提供者に知られてしまいます。そこでファイルメーカーで出来ないかと、今まで作ったファイルやネット上のファイルをコピペして3日で作れました。
ファイルメーカーと無料のFileMaker GoがあればiSOアプリのようなものが簡単に出来ます。ありがたいことです。
実際には古いレジにiPadで出した合計金額を打ち込み、ドロアー代わりに使いました。わずか1ヶ月間だけでしたが、ファイルメーカーサーバでファイルを共有し、2台のiPadで、POSレジのようにうまく運用出来ました。
新たに商品ボタン数を増やして、デバイスカメラとBluetoothハンディスキャナからも連続入力できるように変更しました。前に作ったボタン数288個をタブで5倍に増やし、1440個の商品を登録出来ます。 また、バーコードを読み取って入庫処理も出来るようにしたので、在庫管理も出来ます。
デバイスカメラのスキャンには読み取り速度の速い無料のpic2shopアプリを使っています。
起動するとiPad専用のメニューになります。
会計一覧:顧客ごとの履歴を見ます。
新規レジ:新規顧客のレジを始めます。
商品管理:商品データの入力管理。
レポート:1日または全部の売上レポート。
ボタン編集:商品ボタンの並び替え、色を変更。
男女、年齢のデータを取っています。
TESTボタンをタッチすれば、テスト入力用として会計一覧画面でTESTデータだけを削除できます。
6つの区分ごとに6列×8行で48個、合計288個の商品から該当するボタンをタッチして、売上に追加します。
入力が終わると、会計へ進みます。
(サンプルデータが少ししか入っていませんので、見栄えが悪いです。)
合計を確認し、伝票印刷、必要であれば領収証を印刷をします。
iSO対応のプリンターにA5用紙をセットしプリントします。
会計から終了すると一覧表示されます。
メニューに戻り、新規レジを始めます。
商品情報を登録します。
JANコード、商品名、単価
分類はレポートの小計に使います。
区分は商品選択のタブの役目をします。区分は6つ有り、区分名欄で名前を編集できます。
列番とソートで商品の並びを決めますが、ボタン編集で視覚的に出来ますので、適当に入れておきます。
ボタンを個別に左からA~F列、上から1~8行までを選択することでボタンの並び方を編集します。ボタンの色も7色から選択できます。
1日または全部の集計を分類を小計として表示、印刷します。
日計売上グラフも簡単にできます。
画像ではサンプルデータが3日分しかないです。
このテンプレートはデバイスに保存して1台ででも使えますが、パソコンで共有設定をして、複数のiPadで使えば売上データを一元管理できます。
iPadでレジのテンプレートのダウンロード
(ファイル名 Regi.zip 日付 2014/3/3)
1440個バージョンテンプレートのダウンロード
(ファイル名 Regi2.zip 日付 2017/10/26)
規制はありませんので、自由に改造して下さい。
FileMaker Pro評価版のダウンロード